藤井六段並みの強さ??

78歳男性と、将棋を指しました。

ご家族さまより「5/3の午前中は仕事で不在となるため、ひとりになる父親の見守りをお願いしたい」と、ご依頼をいただいていました。

事前に、趣味が将棋とお聞きしていましたので、勝負をしたわけです。

僕も、日頃から子どもと将棋を指しておりソコソコ自信はありました。

で、結果はというと、、、

 

 

15分もたずに、完敗でした!!!

つ、強すぎる…..

これまでに経験したことのない、一方的な負けっぷり。。。

何でも聞くところによると、昔、子どもたちに将棋を教えていた先生だったとのこと。

(そりゃ、強いはずです)

3回勝負して、すべて完敗でしたが「いつもは将棋を指す相手もおらんけん、ほんま楽しかったわ。ありがとう」と、おっしゃってくださいました。

将棋は認知症予防にも効果が期待できると言われていますし、何より、楽しんでいただけたことが本当に良かったです。

次回は熱戦となるよう、僕もこれから勉強して将棋もっと強くなってみせます!!

 

 

P.S.

今夜はひとりで夕食です。

何、食べようかな。。。

 

 

【最後にひと言】

藤井六段。

やっぱりスゴイみたいです。。。

 

 

 

介護現場は書類の山!?

5/2の日経新聞に、『介護現場、書類負担の軽減を』という見出しで記事が載っていました。

その内容はというと、、、

 

介護業界では行政への各種届け出や記録など、膨大な書類の作成が求められており、それらに費やす時間の業務時間に占める割合もかなり大きい。

書類負担を軽減して浮いた時間を利用者と向き合う時間に費やせば、利用者満足度向上につながるし、介護事業者にとっても生産性向上につながる。

いくら社内でIT(情報技術)化を進めても、行政への届け出が紙のままなら効率は悪いままなので、行政には書類の簡略化とデジタル化に真剣に取り組んでもらいたい。

 

介護現場の経験がある人ならこの話、「ウンウン」とうなずけるのではないでしょうか?

介護現場で働く人たちは、書類の多さにウンザリしています。

これがなければ、もっとサービスの質向上に時間を費やすことができるのに。。。

介護職の人手不足は、今後ますます深刻さを増していきます。

このような事務的な部分から改善していくことも、『働きやすい介護業界』の実現に向けて有効な手段のひとつではないでしょうか??

 

お散歩は、体にいい!!

前回のブログにも書いた、認知症の91歳女性の外出のつきそいを再度、させていただきました。

今日はお会いした途端、「何しに来た?帰れ!」と言われました。

前回のことがいくらか記憶に残っているご様子でした。

「風も強すぎずあたたかいので、気分転換にお散歩しませんか?」

いろいろ工夫しながら声かけをして、どうにか外へお連れすることができました。

1時間、お散歩をしましたが大声を出されたり、そうかと思いきや穏やかに話をされたり、、、

 

感情の浮き沈みが、1時間のあいだずっと続きました。

まだまだ僕に対する警戒心もあるような気もします。

天気の良い日にお散歩して、日光を浴びて風を感じて、自動車や人の流れを見て。。。

一人の人間として生活していくうえで、気持ちの面で、必ず良い効果がある!!

 

そう信じて、これからも少しずつ距離を縮められるよう、信頼関係を築くことができるようまごころ込めて「つきそい」をしていきます。

 

穏やかな表情が、、、一変しました

昨日、認知症の91歳女性につきそい、外出をしました。

「毎日、外出したい!」

利用者さまには強い外出願望があるのですが、認知症であり車いすでもあるため、おひとりでは難しい。

そこで、しのはらさんに『つきそい』のご依頼をいただきました。

カフェでコーヒーを飲み、そのあと徳島城公園内を散歩しました。

お子さんが小さかった頃、徳島城公園にはよく遊びに来られていたようで思い出話をたくさんしてくださいました。

天気もよくあたたかくて、のんびりと穏やかに過ごすことができました。

ただ、、、

 

時間がきて家に帰ろうとすると、たちまち不穏になりました。

「帰りたくない!」

「私の言うこと聞いてくれんかったら、大きな声出すよ!」

通行人に「助けてください!」と大きな声で言ったり。。。

何とか、どうにか、なだめながら家に帰りました。

利用者さまのお話にていねいに耳を傾け、共感し、しっかりと向き合っていたのですが、、、

 

簡単にはいかないですね。。。

 

この利用者さまのつきそいは、今回で2回目。

1回目のときはずっと穏やかでしたので、変化の大きさに驚いてしまいました。

これから回数を重ねて時間をかけて、信頼関係を築いていきたいと思います。

 

『人生100年時代』というけれど...

「平均寿命」って、ご存知ですか?

ある年次に生まれた人が、平均して、あと何年生きられるかを年数で示したものが「平均余命」です。

0歳の人の平均余命を「平均寿命」といいます。

「平均寿命」と「平均余命」、、、

ちょっとややこしいですね。。。

諸外国と比較すると、日本人の平均寿命は男女ともに世界のトップクラスです。

次に、「健康寿命」って、ご存知ですか?

平均寿命は、健康である年数と不健康に陥った年数との合計として数えますが、この場合、前者を「健康寿命」といいます。

健康上問題なく、自立した生活ができる年数のことです。

2013年の厚生労働省発表によれば、「健康寿命」は男性が71.19歳、女性が74.21歳となっています。

「平均寿命」はというと、、、

男性が80.21歳、女性が86.61歳となっています。

つまり、、、

 

男女ともに、「健康寿命」と「平均寿命」の差が約10年あるんです!!

加齢や病気、障がいなどによって自立した生活ができない、不健康な期間が約10年続くということです。

多くの高齢者は、この間に生きる勇気を失ったり、社会参加の意思がなくなったりして、生活の質(QOL)や生命の質、生き方の質を低下させてしまいます。

このような状況からの脱却を目指し、人間としての生き方や目標を取り戻すために、しのはらさんは『つきそい』を通じて貢献していきたい!

必ず、お役に立てるはずだ!

との想いで、認知症予防につながる活動をしています。

 

認知症の一歩手前!?

『軽度認知障がい』とは、、、

健常者と認知症の方の中間の段階にあたるもので、いわば認知症の予備軍といえます。

厚生労働省によると、その定義は次の通りです。

〇記憶障がいの訴えが、本人または家族から認められている

〇日常生活は自立できている

〇全般的認知機能(思考力や判断力)は正常

〇年齢や教育レベルの影響のみでは説明できない記憶障がいが存在する

〇認知症ではない

日常生活に支障をきたすことはないため、気づきにくいと言えますね。

では、どうやって見極めたらいいのか??

おもな症状は、記憶障がいです。

「同じことを何度も言ったり、聞いたりする・・・」

「食事をしたことは覚えているが、何を食べたか思い出せない・・・」

「もの忘れが目立ってくる・・・」

このような行動が目立つようになると、軽度認知障がいが疑われます。

この軽度認知障がい、放置しておくと、、、

 

なんと、5年間で約50%の人が認知症へ進行するといわれています。

軽度認知障がいの半数が長期的には認知症になることが報告されています。

これって、本当に怖い数字ですよね。。。

だからこそ、認知症の手前のこの時期をしっかり見極めて、予防していくことが大切なんですね!

しのはらさんでは、この軽度認知障がいの段階で認知症予防プログラムを実践することが重要であることに着目し、、、

 

『認知症予防つきそい』というメニューをご提供しています!!

認知症に関する資格を持った専門家が高齢者の自宅に訪問し、お一人おひとりの状態に合わせて認知症予防に効果が期待できるプログラムを完全マンツーマンでご提供しています。

好きなことや趣味、生活する上で困っていることなどを聞き取りした上でその人に適したプログラムを作成しています。

認知症予防は継続することが大切ですので、ヘルパーのつきそいによる楽しい外出もプログラムに取り入れています。

介護負担を大きくさせる認知症を予防していくには??

認知症予防につながる効果的なプログラムの作成に、しのはらさんは日々、奮闘中なのです。。。

 

 

 

 

 

記者さんを前に、、、!?

昨日、徳島商工会議所にて『新商品・新サービス合同プレス発表会』が開催され、しのはらさんも参加させていただきました。

しのはらさんの事業を一言で表すと『自宅訪問型の認知症予防支援サービス』であるということ。

 

◇何ができるのか?

認知症に関する資格を持った専門家が自宅に訪問して、認知症予防に効果が期待できるプログラムをお一人おひとりの状態に合わせて完全マンツーマンでご提供すること。

継続することが大切で、そのためには楽しさも必要であるため、ヘルパーのつきそいによる楽しい外出をプログラムに入れている。

 

◇どのような貢献ができるのか?

介護負担を大きくさせる認知症を予防するための支援をすることにより、高齢者の皆さまが少しでも長く、住み慣れた自宅でいきいきと暮らすことに貢献できる。

 

◇誰に?

このようなサービスがあるということを「最近、物忘れが増えてきた」、「親が一人暮らしをしており、人と接することも少なくて心配」など、認知症にならないか不安を抱えている高齢者およびご家族さまにお届けしたいんです!!

認知症に対する不安が少しでも解消するよう、お手伝いしたいんです!!

 

4名の記者さんを前に緊張しましたが、落ち着いて話をすることができたように思います。

全力投球でした。

話を聞いてくださった記者の皆さま、ありがとうございました。

 

認知症でお困りのかたに、、、

ひとりでも多くのかたに、、、

 

届きますように。。。

 

いつまでも、キレイでいたい!!

美容に関する、新しいプログラムを作成中です。

エステサロンに行きたいけど、

移動手段がない。。。

ひとりで行くのは不安。。。

高齢者のかたを中心に、あきらめているかたも多いのではないかと思います。

70代、80代になっても毎日お化粧をする女性も多数いらっしゃいます。

キレイになると、、、

 

気持ちが前向きになります。

外出したり人と会ったり、いきいきと暮らすことにもつながります。

あと、、、

 

お顔をマッサージしてもらうと、気持ちいいんです!!!

 

しのはらさんと提携していただいているエステサロン『痩身・美顔処 いろは』で代表を務めている𠮷積さんといっしょに、『デイサービスセンター花みずき』さんへ昨日、行ってきました。

高齢者を対象とした、「訪問お顔のマッサージ」をするにあたり、どのような内容にすれば喜んでいただけるのかアドバイスをいただきました。

施術時間は何分くらいがいいのか?

負担を少なくするために、施術中はどんな姿勢が良いのか?などなど。

 

エステサロンに行きたくても行けない高齢者の皆さまに、、、

 

喜んでいただきたい!

キレイになっていただきたい!

前向きになっていただきたい!

その想いで、このプログラムの作成に取り組んでいます。

 

徳島県は、3人に1人が...!?

総人口に占める65歳以上高齢者の割合を、『高齢化率』といいます。

徳島県の高齢化率は、どれくらいか?

なんと、、、

 

31.8%!!(2016年10月1日現在)

約3人に1人が、65歳以上高齢者となっています。

(今や、65歳は高齢者とは言えないのでは?という気がしますが…)

全国平均は、27.3%です。

全国的にみても徳島県は、高齢化の進んだ県であると言えます。

これから先、高齢化率は右肩上がりで上昇していきます。

2025年には約36%。

2040年には約40%と、推計されています。

高齢化率の上昇によって何が起こってくるのか?

□高齢者が高齢者を介護する、老老介護の増加

□今後増え続ける認知症高齢者を、誰がケアするのか

□介護職員の人手不足に、さらに拍車がかかる

などなど、大変深刻な問題が確実に生じてきます。

高齢化先進県であるこの徳島県において、僕の事業がどのようなお役に立てるのか??

地域に対して、どのように貢献できるのか??

サービスの付加価値にさらに磨きをかけながら、『あなたのつきそい・しのはらさん』に、何ができるのか?

多くのかたに知っていただけるよう情報発信していきます!

 

 

介護阿呆の会 ~介護人達の集う場所~

毎月第三土曜日に夜な夜な介護人が集まり、飲んで食って語り合う介護阿呆の会定例飲み会。

昨夜、参加させていただきました。

夢や目標…

仕事を通じて学んだこと…

失敗したこと…

様々な分野でご活躍されている専門家の皆さまとのお話は、すごく刺激になり勇気をもらい、本当に楽しいです。

この会が出会いの場となり、いろいろな方とつながりができたこと。。。

これは僕にとって大きな財産です!

謙虚な姿勢、感謝の気持ちを忘れることなく、ご縁をいただいた仲間たちとこれからもお付き合いしていきたい。

お互いに応援しあえる間柄でいたい。

素敵な時間を、参加した皆さまと過ごせたことに感謝いたします。