『つきそい』といえば、、、
しのはらさん!!
5/19のブログに続く第2話。
認知症の症状で、
【行動・心理症状】(BPSD)というものがあります。
これは、中核症状によって二次的に生じる症状のことです。
具体的な症状は、、、
徘徊、暴言・暴力、幻覚、異食、不潔行為などです。
症状には、個人差があります。
この行動・心理症状が出現することによって、ご家族等介護者の負担が増大することになるんですね。
したがって、この行動・心理症状に対する適切なケアが重要となってきます。
では、、、
何が原因で行動・心理症状が出現するのか?
認知症の方は、記憶障がいなどの自覚はなく、適切な行動をとっていると思い込んでいます。
しかし、実際に中核症状を抱えると、自分でもおかしいなと思うくらい、周りの人たちとうまくいかない状況が増えてきます。
こうした周囲との摩擦や軋轢を感じる環境、または中核症状の進行に伴って感じる心理的なストレスが引き金となって、さまざまな症状、つまり問題のある行動や異常心理を引き起こしてしまう。
というわけです。
行動・心理症状は、環境やそのときの心理状態にかなり影響されるんですね。。。
逆に言えば、、、
サポート体制が整った中で安心して暮らしていれば、症状は表れにくくなる!
ということです。
認知症高齢者にとっては
安心できる環境、
ケアする人の良好な心理状態、
これらがとても重要なんですね。
P.S.
ひさしぶりの快晴で、朝日がキレイでした。
【最後にひと言】
ストレスって、ホント厄介です。。。